Rosina PUBLISHING

小さな子どもたちのための「クリスマス・オラトリオ」が欲しいな、とずっと思っていました。
ヘンデルが「メサイア」をあっという間に書き上げたように。。。。というわけにはいきませんが、１０年計画位で書き綴っていけたら…なんて思っています。

最初の1曲は、予言の聖句から。
イザヤ書４０章３節を使いました。

楽譜には、小さな子どもたちにもできる、表現の幅を広げる歌い方の工夫も掲載しました。

たくさんの子どもたちが（そして、もちろん大人の方も）、クリスマスの歌を楽しんでくださいますように。

 

 

 

 

 

 

美しい声のことを「金色の糸」と表現する合唱指導があります。
空にすっと金色の糸が伸びていくイメージ、と指導の先生はおっしゃっていました。

そのイメージで、シンプルな二部合唱を作りました。

最初はおいかけ歌い。
二分音符をしっかり伸ばして、自分の声に相手パートのメロディが乗っかってくるのを楽しみます。
後半は美しくハモります。

子どもたちと歌うのなら、後半は斉唱にすると安心して歌えます。
また、シングルエイジの場合にはちょっと音が高いかもしれないので、３度下げたバージョンも同梱してあります。
低い方で練習して、上手に歌えるようになったらオリジナルの楽譜で歌ってみるのもいいかもしれません。

　

　

　

給食で好きなメニューはなんでしたか？
私は断然カレーライスですが、揚げパンも人気のあるメニューですよね。
ちょっとお行儀悪く、指についた甘いきな粉（グラニュー糖のこともある？）どころか
お皿についてるのまで舐めたくなっちゃう味。
油ときな粉が混ざった絶妙のハーモニーですよね♪

組曲の中の一曲ですが、単独で歌うのもたのしい１曲です。

　

　

　

　

学芸会・音楽会・学習発表会などのオープニングに歌えるように作った曲です。
子どもであっても、自分のこの部分は好き、こういう自分は嫌いという感情があります。もっと勉強ができるようになりたいとか、もっと自由に行動したいとか、夢もたくさん持っています。
舞台の上で何かを演じる事は、そんな夢の自分になれるチャンスです。本来の自分を脇に置き、その世界に飛び込んでいく事は勇気がいるけれど、そのチャンスを利用して、本当の自分を見つけてほしいと願っています。
行事や催し物のオープニングでこの曲を歌うことで、子どもたちが、舞台の上で思う存分ちからを発揮できますように。

最後の部分のみ三部合唱になっています。
もちろん斉唱で歌ってもかまいませんし、高学年にちょっと頑張ってもらうと歌い終わりが素敵になります♪

　

　

楽譜をプレビューした時に文字化けしたり歌詞が表示されないことがありますが、
ダウンロードするときちんと表示されますのでご安心ください。

きらびやかなイルミネーション、サンタクロースのプレゼント、恋人同士の楽しいひととき。
そんな物とは違う、本当のクリスマスの意味を思う時、この現代において「クリスマスの贈り物」とは何だろうと考えさせられます。
今食べる物さえない人たち、住む所を失った人たち、大切な人を見送った人たち…
遠い外国だけのことだけではなく、この日本でも住む所を追われ避難生活を余儀なくされている人たち、援助を得る事なく餓死する人たちがいます。
小さな子どもたちができる事は限られているかもしれないけれど、「私たちにできることはなんだろう」と考え、お祈りすることができたら。子どもたちにとっては楽しいクリスマスだけれども、この歌がそんな事を考えるきっかけになれば幸いです。

世界中の人が、たとえ一瞬であっても、暖かい気持ちが持てるクリスマスとなりますように。

　

　
　「小さなおくりもの」　　　　櫻井よし乃／作詞

　わたしのおくりもの　とても小さなおくりもの
　おささげします　心をこめて
　光る星を集めても　海の砂を集めても
　この思いを伝えるには　とてもたりない
　わたしのおくりもの　どうぞおつかいください
　だれかのために　だれかのために