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高い山にのぼれ
ヘンデルの「メサイア」で使われている聖句(歌詞)を日本語にして、子どもでも歌えるメロディをつけるプロジェクト、1年ぶりに新作です。
今回は、「メサイア」9曲目の”O thou that tellest good tidings to Zion”の元になっているイザヤ書9章40節の聖句をつかっています。
もともとは子どもが歌えるように斉唱で作曲したものですが、「メサイア」を歌う大人の方々が”O thou that tellest good tidings to Zion”を歌う際に、ちょっと歌ってみると、歌詞理解に役立つのではないかと考えています。
シングルエイジ向けにかいたので、強弱記号が何もありませんが、歌う方の感性で自由におつけください。
エコーのように同じメロディを繰り返している部分は、パートに分かれて呼びかけあったりしても楽しめます。
アップしている楽譜はオルガン伴奏になっていますが、後日ピアノ伴奏版もアップします。
皆様に、よきクリスマスの訪れがありますように!
それにしても、今の所1年に1曲のペースで作っているので、メサイアの歌詞を全部使い切るのに50年以上かかるではないか!もっとさっさか作曲しなくちゃ!
ハンドベル「今こそ来ませ」
小さなひつじかい
長い長い間待ち続けた救い主の誕生。その喜びが最初に知らされたのは、名も知れぬ貧しい羊飼いたちでした。
まだだれも訪れていない馬小屋に、最初に駆けつけた羊飼い達の深い喜びと信仰の心を思います。どんなに無名でも、どんなに貧しくても、どんなに小さくても、救い主誕生の喜びが与えられる。深く静かな喜びです。
「小さなひつじかい」
櫻井よし乃/作詞
ぼくは小さなひつじかい 空に星がうかぶ夜も
羊の群れを守るのが 仕事なんだよ
その日 夜空に現れた 天のみ使いたち
救い主の誕生を 驚くぼくらに伝えた
イエスさまの誕生を 最初に知らされたのは
偉い王様でも 金持ちでもなく
小さな 貧しい ぼくたちだった
ぼくは小さなひつじかい 馬屋のイエスさまを
最初に拝んだんだ その喜びを思い出せば
どんな苦しい仕事でも どんなこわい時も
イエスさまの顔がうかんできて
ぼくは強く あたたかい気持ちになれるんだ