Category Archives: みんなでオペラを歌おう!

みんなで歌うオペレッタ「こうもり」

 本場ウィーンでは年末年始恒例の演目、ヨハン・シュトラウス2世の「こうもり」は、ただ見ているだけでももちろん楽しい!
 楽しいけれど、けっこう喋るのですよ、ドイツ語で。オペレッタだから。

 もちろん、あらすじを読んでから劇場に向かう方は多いと思いますが、今歌っているのはどんな内容の曲なのか、この曲間ではどんなことを喋っているのか分かったら、もっともっと楽しめるはず。
 というわけで、半ば自分のためにこのオペレッタを「だれでも歌える」シリーズにしました。

 主要なアリアを取り出してコンパクトに編曲、日本語の歌詞をつけ、ストーリーはナレーションが説明、全体で30分ほどになるように再構成してあります。

 縮小したアリアは、6歳の子どもでも楽しんで歌えました。
 アイゼンシュタインとロザリンデ、ブリントが掛け合う「この人じゃダメ」も、ちゃんと3つのパートに分かれて歌えましたよ。
 お一人で歌う場合は、好きな配役のパートをどうぞ。
 iPhoneでアプリを探して、1人多重録音するのも面白いかもしれませんし、歌好きのお仲間で集まって役に分かれて歌ってもきっと楽しいです。それぞれの楽しみ方を見つけてくださいね。

 合唱団などで歌うことを少しでも楽しんでいる方々には、オペラやオペレッタもちょこっと歌ってみてもらいたいです。舞台を見に行くだけでは得られない喜びや楽しさが、そこにきっとありますから。

 

★ひとまず、台本と第一幕のみアップします。続きは近日中に♪
    (楽譜をプレビューした時に文字化けしたり歌詞が表示されないことがありますが、
          ダウンロードすれば、きちんと表示されますのでご安心ください)

 

 

楽譜のダウンロードはこちら

 

 

 

誰でも歌える「だれも眠ってはならぬ」

オペラのアリアって、素敵だなぁ〜歌いなぁ〜と思っても、
自分と違う性別の歌手が歌っていたり、音域が合わなかったりして
残念〜ということありませんか?
でも、好きなオペラのアリアは歌ってみたい!

ということで、あの「だれも眠ってはならぬ」を
みんなで歌って『パヴァロッディごっこ』をしようではありせんか!

このアリアは短いので、原曲にぼほ忠実に編曲してあります。
(編曲なのに「忠実」というのも変ですが」

歌詞は日本語!
イタリア語でも歌えるよっという方は、スコアから
イタリア語歌詞を書き写して歌ってください。
  →IMSLPのトゥーランドットのページはここをクリックしてくだいね。

当然、すごく歌えるオペラ歌手が歌うことを想定して
作曲されていますので、音域が広いんですよ。。。
その点はどうぞご了承ください。

伴奏音源(コンピュータ生成のMP3ですが)もありますので
パヴァロッティになりきって楽しんでください!

ついでにちょいと録音してみたよ〜♪という方がありましたら
おしらせください!サイトでご紹介しますよ♪

 

 

楽譜をプレビューした時に文字化けしたり歌詞が表示されないことがありますが、
ダウンロードするときちんと表示されますのでご安心ください。

 

 

★★女声高声用(D4〜B5)★★

楽譜のダウンロードはこちらmusicdl

 

 

★★女声低声用(A3〜F#5)★★

楽譜のダウンロードはこちらmusicdl

 

 

★★男声高声用(D3〜B4)★★

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★★男声低声用(D2〜B3またはF2〜B3)★★

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みんなでオペラを歌おう!

 「みんなで歌うオペラ」「子どもが歌うオペラ」シリーズは、もともと子どもたちの為に編曲しました。本来ソリストが1人で歌うアリアも大勢の子どもたちが一緒に歌うことを想定して編曲・再構成しています。

 プロが歌うアリアは子どもには難しすぎるのでは?とお思いかもしれませんが、子どもは本物を見抜く力があります。百年以上も愛され続けているオペラの魅力に取り付かれ、「子ども向けに作られた曲」よりも楽しんで歌っている姿には、本当に驚かされるのです。

 その後、大人の方にも「オペラを歌ってみたいけれど外国語の歌詞が。。。とにかく長くて。。。音が高くて。。。」と躊躇しておられる方がいらっしゃる事を知りました。
 それで、この編曲を子どもたちのためだけのものにしておくのはもったいない!と、大人の方々にも歌っていただけるようにしました。

 「みんなで歌うオペラ」「子どもが歌うオペラ」のシリーズは、6歳から大人まで、楽しく歌ってオペラの世界を体験する事ができます。小さな子どもたちが自分自身で歌って楽しみながらオペラのストーリーや名曲に親しんでくれたら嬉しいです。
 そして、「このオペラ、そういえば歌ったな。舞台を観てみようかな?」と思ってくれる日が来たなら、これほどの喜びはありません。