日本で最初のページェント

クリスマスおめでとうございます。
 
教会でページェントをしたり見たりした人も多いことでしょう。
では、日本で最初のページェントって、どんなだったのでしょうね?
 
日本には、1549年にキリスト教が伝わりました。今から469年前です。
織田信長が15歳の時…といったらだいたいの時代のイメージがわきますか?
 
さて、最初のページェントは、キリスト教が日本に伝わって20年目に行われたようです。
日本で最初のキリシタン大名、大村純忠が計画しました。
彼のそばにはポルトガル人がいて、その人がポルトガルの教会に送った手紙にそのことが記されているのです。
 
「・・・ドン・べルトラメウ(=大村純忠)は我らの主ゼズス・キリストの降誕を祝すため、
 ジョゼフの一生その他のことを彼等の風により実演して公衆に示すことに決し、
 降誕祭の夜、牧羊者の厩に来たりしこと、および他の劇を演じ、夜半に至れり。」
 
分かりやすく書くと、
「大村純忠は、イエス様の誕生を祝うために、ヨセフたちのことを日本風の劇にして
 大勢の人に見せようと考え、クリスマスの夜に羊飼いが馬小屋にきたことなどを
 夜遅くまで上演した」ということです。
 
今から500年近く前のことですから、
私たちが思い浮かべるようなページェントの服装や動きではなく、
たぶん歌舞伎や能のような感じだったのではないかと思います。
 
この上演には2000人もの人が集まったそうですよ。
 
昔の日本人は、どんな気持ちでページェントを見たのでしょうね。
実は、聖徳太子(574年生まれ)も馬屋で生まれたと言われているので
あまり違和感を感じなかったかもしれない…と思うのは、私だけでしょうか。

IMG_2104