つまずきの石

歩道に金色の石がうめこんであります。

つまづきの石1

この石はあまり出っ張っていませんが、場所によっては、本当につまづいてしまいそうな位に上の方が出っ張った状態でうめられている石もあります。
わざと、目立つように、うっかりつまづきそうになって、人々がその存在に気づくようにしてあるのです。

これは「つまづきの石」とよばれるもので、第二次世界大戦の時にナチスによって殺されたユダヤ人が住んでいた場所を示す石です。
アンネ・フランクのことを本で読んだことがある人もいると思いますが、当時のユダヤ人たちは、ただ「ユダヤ人だ」というだけで殺されたり、強制収容所に送られたりしました。
強制収容所で命を落とした人もたくさんいます。

そういうことが起きた、ということを忘れないようにするために、そして2度と同じことを繰り返さないように、ドイツのアーティスト、ギュンター・デムニッヒという人が、この「つまずきの石(Stolpersteine)」を、ナチスによって殺されたユダヤ人たちの家があった場所の前の歩道に埋める活動を続けています。

この石には、2人のユダヤ人の名前が書かれています。
 フリードリッケ・グリュンヴァルド(1872年3月1日生まれ)
  1942年にテレジン強制収容所に送られ、1942年9月26日にトレブリンカ強制収容所で殺害された。
 アルパッド・グリュンヴァルド(1896年12月6日生まれ)
  1944年にメヘレン(ブリュッセル)からベルゲンーベルゼン強制収容所に送られ、
  1945年にナッツヴァイラーで殺害された。

つまずきの石
(この写真はクリックすると少し大きくなります)

今年は第二次世界大戦が終わって70年。
日本だけでなくて、この戦争に関わった全ての国にとって終戦70年なのです。
改めて、平和について考える機会にしたいです。

 

 

 

自由研究のネタに困っている人、平和を守る活動や戦争のことについても今年はタイムリーなネタかもしれませんよ。