こんな日はステキな音楽をきこう!5月30日

何もかもなくしてしまったペールは、もう一度大金持ちになるためにアメリカに行くことにしました。
そして、ついにまた大金を手に入れる事ができたのです。
ペールは、すべての財産を持って船に乗り、ふるさとに帰ることにしました。
 
ところが、嵐がきて、船が沈んでしまったのです。
 
船に乗っていた人たちは、我先に救命いかだに乗り込みました。
もちろん、ペールも無理やり救命いかだに乗りました。
お金も宝石も、ぜんぶ船といっしょに沈んでしまいましたが、仕方ありません。大事なのは命です。
 
でも、救命いかだにあまりにも大勢の人が乗ったので、今にもいかだがひっくりかえりそうです。
ペールは、周りにいた人を海にけり落としました。なんてひどいんでしょう!
そうして、波にもまれ、食べるものもなく、やっと岸に着きました。
そこから、何日も何日も苦しい旅を続けて、ようやくふるさとの村にたどり着きました。

すると、あのボロボロの小屋があるではありませんか。
そうです。美しいソールヴェイグが住んでいるあの小屋です。
本当にひどい人生を過ごしてきたペールですが、何も知らないソールヴェイグは待っていてくれました。
何も持たず、何日も食べずに疲れはてているペールに、ソールヴェイグは優しく子守唄を歌ってくれました。